接続詞・関係代名詞 | 中学英文法問題集
中学英語で学習する「接続詞・関係代名詞」に関する問題集です。
定期テスト対策や受験勉強にご活用ください。
接続詞
1)私は公園にいましたが、タカシを見かけませんでした。
I was in the park ( )didn’t see Takashi.
2)父と母は毎朝7時に起きます。
My father ( ) mother ( ) up at 7 o’clock every morning.
3)雨が降っていたので、昨日は出かけませんでした。
It was raining, ( ) I didn’t go out yesterday.
4)もしお風呂に入るなら、このタオルを使ってください。
( ) you take a bath, ( ) this towel.
5)数学か歴史か、どちらを勉強しますか?
( ) do you study, math ( ) history?
6)彼女が学校へ行けなかったのは病気だったからです。
She ( ) go to school ( ) she was sick.
7)夕食を食べる前に手を洗いなさい。
( ) your hands ( ) you have dinner.
8)レストランに行ったあと、帽子を失くしました。
( ) I went to the restaurant, I lost my hat.
9)彼は中学生ですが、大人のように見えます。
( ) he is a junior high school student, he ( ) like an adult.
10)トムが日本に来て以来、私は英語が好きになりました。
I have loved English ( ) Tom came to Japan.
11)その机はとても重かったので、運べませんでした。
The desk was ( ) heavy ( ) I can’t carry it.
=The desk was ( ) heavy ( ) carry.
12)私が思っているよりも彼女は強い。
She is ( )( ) I think.
13)彼女が来るまで私は待つつもりです。
I will wait ( ) she comes.
【ヒント】
接続詞には以下のような単語があります。
・after(~の後に)
・although(~であるけれども)
・and(そして)
・because(なぜなら)
・before(~の前に)
・but(しかし)
・if(もし~なら)
・or(あるいは)
・since(~以来)
・so(だから、それで)
・than(~よりも)
・though(~であるけれども)
・until(~までずっと)
・when(~の時)
・so ~ that ・・・(とても~なので・・・)
「that」は、「あれ」という意味がありますが、文と文をつなぐ役割をする接続詞としても使われます。
例えば「私は、『彼はトムのお父さんです』と言った」という文は、「私は言った」+「彼はトムのお父さんです」という2つの文を1つにしなければなりません。その場合に接続詞「that」を使い「I said that he is Tom’s father.」と言います。この「that」は省略されることも多く、「I said he is Tom’s father.」と表現されることもあります。
また、「that」は「so ~ that ・・・(とても~なので・・・)」という構文でもよく用いられます。
例1)「彼女はとても親切なので私は彼女のことが大好きです」・・・She is so kind that I love her.
例2)「私はとても疲れているので勉強できません」・・・I am so tired that I can’t study.
例2のように、「so ~ that ・・・」を使った文で「that」以下に「~できない」という意味が含まれる場合、は「too・・・to~(・・・すぎて~できない)」という構文に書き換えることができます。(I am too tired to study.)
【解答】
1)but
2)and,get(wake)
3)so
4)If,use
5)Which,or
6)couldn’t,because
7)Wash,before
8)After
9)Although(Though)
10)since
11)so,that,too,to
12)stronger,than
13)until(till)
【解説】
1)「しかし」という意味を持つ接続詞「but」を使います。
2)「父と母」の2人を並べているので、「and」を使います。「My father and mother」の次には動詞を入れますが、主語が2人いるので三人称単数形ではありません。従って「get」もしくは「wake」が入ります。「get up」「wake up」はどちらも「起きる(目覚める)」という意味があります。
3)「雨が降っていたので昨日は出かけませんでした」は、「雨が降っていました。だから昨日は出かけませんでした。」ということなので、「だから、それで」という意味を持つ「so」を使います。
「~だから」という接続詞は「because」もありますが、「because」の後ろは理由を述べる文でなければなりません。
もし「I didn’t go out yesterday ( ) it was raining.」であれば、「it was raining」は出かけなかった理由を述べているので「because」が入ります。
4)「もし~なら」は「if」を使います。「このタオルを使ってください」は命令文なので、動詞「use」が先頭に来ます。
5)「どちら」と尋ねるときは疑問詞「which」を使います。「AあるいはB」は接続詞「or」を使い、「A or B」と表現します。
6)まず「彼女は学校へ行けなかった」という文なので「~できなかった」という意味の助動詞「couldn’t」が入ります。その後ろの文は「病気だったから」という理由を述べているので「because」を使います。
7)「洗いなさい」という命令文なので動詞「wash」が先頭に来ます。「~する前に」は「before」を使います。
8)「~の後」は「after」を使います。「before(~の前)」とセットで覚えておきましょう。
9)「~ですが(~であるにもかかわらず)」は「Although」または「Though」を使います。
「~のように見える」は「look like ~」と言います。この文では主語が三人称単数形なので「looks」になる点に注意しましょう。
なお、「but」にも「しかし」という意味がありますが、もしこの文で「but」を使うなら「He looks like an adult but he is a junior high school student.」という語順になります。
10)「~以来」は「since」を使います。「since」は現在完了形(have+過去分詞)の文でよく登場します。
11)「とても~なので・・・」は「so ~ that ・・・」を使います。「that」の後ろの文が「~できない」という形になっている場合は「too ~ to ・・・」の文に書き換えることができます。
「so ~ that ・・・」は「that」が2つの文をつなぐ役割をしていますが、「too ~ to ・・・」では一つの文になるため、主語は最初の「the desk」だけで、後ろの文の主語「I」はなくなります。「to」の後ろには動詞の原形が来ます。
12)「より強い」なので「stronger」を使います。「~よりも」は「than」を使います。
13)「~まで(ずっと)」は「until」もしくは「till」を使います。
「~までに」は「by」ですので、混同しないように気を付けましょう。
関係代名詞
1)昨日私が駅で会った男性は、ユキのお父さんです。
The man ( ) I met at the station yesterday is Yuki’s father.
2)ケンが持っているそのボールは古い。
The ball ( ) Ken has is old.
3)公園を走っていたのは彼女の犬でした。
It was her dog ( ) was running in the park.
4)私にはお母さんが病院で働いている友達がいます。
I have a friend ( ) mother works at the hospital.
5)釣りをしている少年は誰ですか?
Who is the boy ( ) is fishing?
6)これは私が通っている病院です。
This is the hospital ( )I go ( ).
【ヒント】
名詞を文で修飾する場合は、関係代名詞を使います。
「名詞を文で修飾する」というのは、例えば「向こうでサッカーをしている男性」という文の場合、「向こうでサッカーをしている」という文が「男性」という名詞を修飾(説明)しています。
「向こうでサッカーをしている男性」は、「男性」+「向こうでサッカーをしている」と考えます。
つまり、「the man」と「plays soccer over there(向こうでサッカーをしている)」をつないで「the man who plays soccer over there」と表現します。
この2つの間にある「who」が関係代名詞です。そして関係代名詞の後ろにある修飾文のことを「関係詞節」と言います。
関係代名詞には「主格」「目的格」「所有格」の3つの役割があります。
「主格」とは、関係代名詞が関係詞節の中の主語の役割をします。
同じように、「目的格」は目的語、「所有格」は所有格の役割を持っています。
例に挙げた「the man who plays soccer over there」は、「who」が関係詞節「plays soccer over there」の主語の役割をしているので、この「who」は「主格の関係代名詞」ということになります。
関係代名詞には「who」の他に「which」「that」「whose」「whom」があります
・who・・・先行詞が人で、主格・目的格として使える
・which・・・先行詞が人以外で、主格・目的格として使える
・that・・・先行詞が人でも人以外でも使え、主格・目的格として使える
・whose・・・所有格として使える(先行詞が人以外の場合はof whichでも代用できる)
・whom・・・先行詞が人で、目的格として使える(whichでも代用できる)
なお、目的格として使う関係代名詞は省略できます。
【解答】
1)who(that,whom)
2)which(that)
3)which(that)
4)whose
5)who(that)
6)which,to
【解説】
1)この文の主語は「the man」(先行詞)で、それを修飾しているのが「昨日私が駅で会った」(関係詞節)です。
「昨日私が駅であった」は「I met at the station yesterday」ですが、本来は「met」の後ろには誰に会ったのか目的語(この場合the man)が来るはずです。つまり、先行詞である「the man」は関係詞節の中の目的語の役割をしているということになるので、()には目的格の代名詞である「who/which/that」が来るはずです。先行詞「the man」は人を指す言葉なので、「which」もしくは「that」が正解です。
2)先行詞が「the ball」、関係詞節が「Ken has」です。「the ball」は「Ken has」の文の目的語になり得るので、使う関係代名詞は目的格の「who/which/that」から選びます。「the ball」は物なので、「which」または「that」が正解です。
3)先行詞は「her dog」、関係詞節が「was running in the park」です。関係詞節の文は、先行詞である「her dog」を主語にすることができるので、主格の関係代名詞が入ります。「her dog」は人ではないので正解は「which」または「that」です。
4)先行詞は「a friend」、関係詞節が「mother works at the hospital」です。関係詞節で主語となっている「mother」とは、「友達のお母さん」を指します。つまり、「friend’s mother works・・・」という文になるので、「friend’s(友達の)」という所有格の代わりとして使える関係代名詞が入ります。所有格の関係代名詞は「whose」もしくは「of which」ですが、この問題文では()が1つだけなので「whose」が正解です。
5)先行詞が「the boy」、関係詞節が「is fishing」です。関係詞節に主語がありません。先行詞「the boy」が関係詞節の主語になるので、主格の関係代名詞「who」もしくは「that」が入ります。
この文は「誰ですか?」と尋ねる疑問文なので先頭にも「who」が来ていますが、同じ文で「who」が2回使われていても混乱しないように気をつけましょう。
6)先行詞は「the hospital」、関係詞節は「I go」です。先行詞「the hospital」は関係詞節の中の目的語になることができるので、目的格の関係代名詞「which」または「that」を使います。
関係詞節に目的語「the hospital」を補うとすると、「I go to the hospital」になります。つまり、「go」の後ろに入るのは「to」です。前置詞「to」で文が終わっていると違和感があるかもしれませんが、「the hospital」を補うとどんな文になるかを考えれば難しくありません。
主文の主語・動詞はどれなのか、関係詞節の中の主語・動詞はどれなのかをしっかり区別できるようにしておきましょう。