疑問詞 | 中学英文法問題集

中学英語で学習する「疑問詞」に関する問題集です。
疑問詞を使った文はいくつかのパターンがありますので、たくさん問題を解いて慣れていきましょう。

疑問詞_中学英文法問題集

疑問詞

次の( )に当てはまる単語を答えなさい。

1)これは何ですか?
(    ) is this?
2)あなたは何を勉強しますか?
(    ) do you (    )?
3)彼は誰ですか?
(    ) is he?
4)誰がここに来るのですか?
(    )(    ) here?
5)図書館はどこにありますか?
(    ) is the library?
6)彼らはどこでサッカーをしますか?
(    ) (    ) they (    ) soccer?
7)あなたはいつ宿題をしますか?
(    )do you (    ) your homework?
8)ナンシーの誕生日はいつですか?
(    )(    ) Nancy’s birthday?
9)あなたはそれをどのように感じますか?
(    ) do you (    ) it?
10)なぜタカシは家に帰るのですか?
(    )(    )Takashi go home?
11)これは誰の消しゴムですか?
(    ) eraser is this?
12)あなたは犬か猫、どちらが好きですか?
(    ) do you (    ), dogs or cats?

【ヒント】
疑問詞を使った疑問文です。「do you ~?」等の疑問文の前に疑問詞を付けます。
・what(何)
・which(どちら、どれ)
・where(どこ)
・when(いつ)
・who(誰)
・whose(誰の、誰のもの)
・why(なぜ)
・how(どのように、どのような)

【解答】
1)What
2)What,study
3)Who
4)Who,comes
5)Where
6)Where,do,play
7)When,do
8)When,is
9)How,feel
10)Why,does
11)Whose
12)Which,like

【解説】
1)「何」という疑問詞が含まれている文なので、疑問詞「what」を先頭に持ってきます。
残りは「これは~ですか?」なので、「is this ~ ?」をつなげて「What is this?」になります。

2)「何を」という疑問詞がありますので、「what」を先頭にします。
残りは「あなたは勉強しますか?」なので「do you study?」です。

3)「誰」は疑問詞「who」で表します。「誰+彼は~ですか」という形になるので、「who is he?」という語順になります。

4)「誰」という疑問詞があるので「who」を使います。ただし、他の文とは異なり、この「誰が」が文の主語になっています。この場合は、「who」を主語にした肯定文というイメージで文を作ります。
つまり、先頭が主語の「who」、その次に動詞「come」、最後に「here」が来ます。
このwhoは三人称単数形扱いなので動詞は「comes」となり、「Who comes here?」という文が出来上がります。

5)「どこ」という場所を尋ねているので疑問詞「where」を先頭に置きます。

6)「どこ」なので「where」を先頭にし、残りの「彼らはサッカーをしますか?」という疑問文を繋げます。

7)「いつ」は疑問詞「when」を使います。「あなたは宿題をしますか?」は「do you do your homework?」です。
「do one’s homework」で「宿題をする」という意味の熟語です。「one’s」というのは、もし「私の宿題」なら「my homework」、「彼の宿題」なら「his homework」となり、誰の宿題かによって当てはまる単語が変わります。

8)「いつ」なので「when」を使います。「~はいつですか?」は「When is ~ ?」と表現します。

9)「どのように」は疑問詞「how」で表現します。残りの「あなたはそれを感じますか?」は「do you feel it?」と言います。

10)「なぜ」は疑問詞「why」を使います。残りの「タカシは家に帰るのですか?」は、タカシが主語で三人称単数形なので、「does Takashi go home?」となります。

11)「誰の」は疑問詞「whose」を使います。「誰の消しゴム」で一つの固まりとして考え、「whose eraser」を先頭にします。残りは「これは~ですか?」なので、「is this?」を繋げます。
「Whose is this eraser?」で「この消しゴムは誰のものですか?」という同じ意味の文に書き換えることができます。

12)「どちら」は疑問詞「which」で表します。「犬または猫」という選択肢は、文の一番後ろに持ってきますので、先に「あなたは好きですか?」という疑問文を繋げます。「犬または猫」は「dogs or cats」ですが、前に「,(カンマ)」を置いて区切ります。

howを使った様々な表現

次の( )に当てはまる単語を答えなさい。

1)彼の背の高さはどれくらいですか?
(    )(    ) is he?
2)このトマトはおいくらですか?
(    )(    ) is this tomato?
3)リンゴを何個ほしいのですか?
(    )(    ) (    )do you want?
4)あなたは何回料理をしますか?
(    )(    )(    ) do you cook?
5)彼女の髪の長さはどれくらいですか?
(    )(    ) is her hair?
6)駅までどれくらいの距離ですか?
(    )(    )is it to the station?
7)あなたはどれくらいの頻度でテニスをしますか?
(    )(    ) do you play tennis?
8)彼は何歳ですか?
(    )(    ) is he?
9)どれくらいの量の水が必要ですか?
(    )(    )(    ) do you need?

【ヒント】
疑問詞「how」の後に来る単語を変えることによって、数や金額、年齢や長さ等を尋ねることができます。
・how long・・・どれくらいの長さ
・how much・・・どれくらいの量、(値段が)いくら
・how many・・・どれくらいの数、「how many ○○(名詞)」でどれくらいの数の○○
・how many times・・・何回
・how often・・・どれくらいの頻度
・how old・・・どれくらいの古さ、何歳
・how tall・・・(身長などが)どれくらいの高さ
・how high・・・(山などが)どれくらいの高さ
・how far・・・どれくらいの距離

【解答】
1)How tall
2)How much
3)How many apples
4)How many times
5)How long
6)How far
7)How often
8)How old
9)How much water

【解説】
1)身長を尋ねるときは「how tall」を使います。「how high」も高さを尋ねますが、横幅もあって全体的に大きいものや、てっぺんの位置が高いもの等に使われます。

2)値段を尋ねるときは「how much」を使います。「how much」は値段以外にも、量(個数を数えられないもの)を尋ねるときにも使います。

3)「何個」と個数を尋ねているので「how many」を使います。この文の場合は「何個のリンゴをほしいのですか」と考え、「how many」のすぐ後にリンゴを持ってきて「how many apples」でひと固まりにします。manyは「たくさんの」という意味がある単語なので、appleは複数形の「apples」にします。

4)「何回」と回数を尋ねる場合は「how many times」です。「time」には「時間」という意味の他に、「回数」という意味があります。

5)長さを尋ねているので「how long」を使います。「どれくらい短いのですか」の場合は「how short」になります。

6)距離を尋ねているので「how far」を使います。「far」は「離れている」という意味の単語です。「how far」は距離的な長さですが、「how long」にすると時間的な長さを尋ねることになるので、混同しないように注意しましょう。

7)頻度を尋ねるときは「how often」を使います。回数を尋ねる「how many times」と似ていますが、「how many times」ははっきりとした回数を尋ねているので「3回です」や「10回です」のように答えるのに対し、「how often」は「大体どれくらいの間隔で繰り返しているの?」というイメージなので、「月に1回くらい」「3日に1回くらい」のように答えます。

8)年齢を尋ねるときには「how old」を使います。「old」は「古い」という意味なので、物の古さを尋ねるときにも使われます。

9)量を尋ねているので「how much」を使います。「どれくらいの水の量」なので、「how much water」にします。「water」は水ですが、水は個数を数えられないので「how many」ではなく「how much」を使い、「water」は複数形にはなりません。

疑問詞を使った文と答え方

次の日本文を英文で書きなさい。

1)あなたは何を食べますか? – サンドウィッチを食べます。
2)サユリはどこでテレビを見ますか? – 自分の部屋です。
3)彼らはいつタカシに会いますか? – 明日です。
4)あなたはどうやって学校へ行くのですか? – 徒歩です。
5)誰が彼のことを知っているのですか? – 私の母です。
6)どちらがあなたのかばんですか? – こちらです。
7)これは誰のカップですか? – ユキのカップです。
8)あなたはなぜそう思うのですか? – 彼女のことが好きだからです。
9)この川はどれくらいの長さですか? – 約450メートルです。
10)その公園には何人の人々がいますか?- 12人います。
11)あなたの妹は何歳ですか? – 10歳です。
12)彼らはどれくらいの頻度で英語を勉強しますか? – 毎日です。

【ヒント】
まずは疑問詞を先頭に置き、その後ろに疑問文をくっ付けるイメージで文を作ります。
回答文は、「主語が何か」「動詞は何か」を意識して作りましょう。

【解答】
1)What do you eat(have) ? – I eat(have) sandwiches(a sandwich).
2)Where does Sayuri watch TV? – In her room. (She does in her room.)
3)When do they meet Takashi? – Tomorrow.(They will do tomorrow.)
4)How do you go to school? – On foot.(I go on foot.)
5)Who knows him? – My mother does.
6)Which is your bag? – This is mine.
7)Whose cup is this? – It is Yuki’s.
8)Why do you think so?- I think so because I like her.
9)How long is this river? – It is about 450 meters.
10)How many people are in the park? -Twelve.(Twelve people are there.)
11)How old is your sister? – 10 years.(She is 10 years.)
12)How often do they study English? – Everyday.(They do everyday.)

【解説】
疑問文・回答文ともに、解答に記載した文以外にも表現方法は色々あります。
特に回答文は主語・動詞を省略して簡単に答えることが多いですが、省略せずに言うとどのような文になるのかを意識しておくと良いでしょう。

1)「何を」の文なので「what + 疑問文」で作ります。「食べる」は「eat」でも「have」でも構いませんが、「have」には他に「持つ」等の意味がありますので、「食べる」ということをはっきり伝えたい場合には「eat」を使うほうが良いでしょう。

2)「どこで」なので「where」を使います。回答文はシンプルに書くと「In her room.」です。これは「She watches TV in her room.」の「She watches TV」を省略しています。
なお、省略せずに書くときは、「watches TV」を「does」に置き換えます。「watches TV」は既に出てきているフレーズなので、繰り返して使うのを避けます。
また、日本語文では「自分の部屋です」となっているので「My room.」と答えてしまいそうですが、この「自分」とは「彼女」のことなので間違えないようにしてください。

3)「いつ」なので「when」を使います。解答では「When do they meet Takashi?」にしていますが、これから先の話という意味で未来形の文「When will they meet Takashi?」でも構いません。
回答文は「Tomorrow.」だけでも良いですが、文で書く場合は「明日会うだろう」という未来の予定を表すことになるので「will」を使っています。

4)「どうやって」という手段・方法を尋ねるときは「how」を使います。
「徒歩で」は「on foot」、「自転車で」は「by bike」、「車で」は「by car」です。
また、「I walk to school.」でも「私は学校へ歩いていきます」という意味になります。

5)「誰が」なので「who」を使います。そして、「誰が」がこの疑問文の主語になっているので、「who + 動詞」の形になります。「who」は三人称単数形なので、動詞には三単現のsが必要です。
回答文の「My mother does.」は「My mother knows him.」のことですが、「knows」は「does」に置き換え、「him」は省略しています。

6)「どちら」は「which」を使います。回答文の「こちらです」は「こちらが私のものです」ということなので英文では「This is mine.」になります。「mine」は「my bag」のことですが、一言で「私のもの」と表すことができるので「mine」を使います。

7)「誰のカップ」なので「whose cup」と表現します。「ユキのもの」は「Yuki’s」と言います。「タカシのもの」なら「Takashi’s」、「私の父のもの」なら「my father’s」です。

8)「なぜ」と理由を尋ねるときは「why」を使います。回答文は「~だからです」という表現になりますが、「because」は接続詞のため、文頭に置くことはあまりありません。もし学校で「Because ~」と答えるように指導されている場合は使っても構いませんが、実際の英会話ではあまり使われません。

9)長さを尋ねているので「how long」です。回答文の「it」は「the river」のことで、代名詞に置き換えています。

10)人数を尋ねるときは「how many」です。「何人の人々」なので後ろに「people」を置きます。「~がいる」という表現は「There is(are) ~.」でも良いので、「How many people are there in the park?」でも正解です。回答文も「There are twelve people.」と表現できます。

11)年齢を聞いているので「how old」を使います。回答文は主語が「私の妹」=「she」になります。

12)頻度を尋ねているので「how often」を使います。もし「週に二回です」と答えるなら「Twice a week.」、「月に1回です」なら「Once a week.」のように表現します。

疑問詞の種類を覚え、問題文を見たときにパッと思い出せるようにしておきましょう。
また、疑問文とともに回答文の作り方も覚えておいてください。
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