中一が英語を勉強するために必ず押さえておきたい事
中学に入り本格的に英語の学習が始まります。英語の得意・苦手は中学一年生で決まってしまうといっても過言ではありません。
英語の負け組にならないためにも、押さえておくべきポイントを今からご説明します。
一般動詞、be動詞をしっかり意識しましょう
日本語に主語と述語があるように、英語にも主語と動詞があります。
英語の動詞は大きく分けて2つあります。
一つはam is areなどのbe動詞です。
もう一つはeat have runなどの一般動詞です。
この動詞の区別がきちんとわからないと、英語はできるようになりません。
一般動詞と呼ばれるものは、”一般”というだけあって、”たべる””持つ””走る”などの動作を表す言葉です。これは簡単なんです。
しかし、be動詞、実は日本語で対応するものがありません。だからbeなんていうよくわからない言葉を使うんですね。そもそもこのbe動詞、どんな文章の時に使われるかを考えてみましょう。
1.私は学生です=I am a student.
2.これはネコです=This is a cat.
3.私は今、勉強をしているところです=I am studying now.
上の二つはよく目にする例文です。
さて、”私は学生です”という文と”これはネコです”という文に、動きを表すものはありますか?ないですね。
be動詞は動きがないもの、つまり、主語とbe動詞の後に続く文が同じ状態であるとき、”私=学生””これ=ネコ”という文を作るときに出てくるのです。
さて、三つ目の文です。
これは中学一年生の三学期にならう現在進行形です。
動きを表している言葉、ありますか?ありますね。”study”があります。これは一般動詞です。
しかし、よく見ると”study”に”ing”がついて”studying”となっています。実は動詞はingがつくと動詞ではなく動名詞となってしまい、一見動詞のように思えたstudyingは動詞ではなくなってしまいます。
英語には主語と動詞が必要なので、be動詞を登場させてあげるというわけです。
ちょっと三番目は難しかったですが、まずは、一・二番目だけ覚えておいてもらえれば十分です。
ingがつくと動詞ではなくなるということだけ頭の片隅に入れておいてください。
1.be動詞と一般動詞をしっかりと区別する
2.英文内で主語と動詞が何かを把握する
3.動詞にingがつくと動詞ではなくなることを理解する