英単語の参考書の効果的な使い方
英単語の参考書は最初から読まないようにしましょう。自分になじみのあるカテゴリーの単語から覚えていきましょう。
英単語の参考書は、カテゴリー別に覚えると効果的なのです。分かるところから、選んで覚えていきましょう。
ジャンル別に分類している英単語の参考書がおすすめ
昔は必修単語がアルファベット順に並んでいる英単語の参考書がよくありました。それをAから順に覚えていったものです。
しかし、この覚え方は非効率的で、効果的ではありません。
今の英単語参考書はこういう反省に立ち、必ず分野別に単語を分類して書いてあります。
たとえば、動詞、名詞、形容詞などの品詞ごとに分類しているもの、イディオムは別のところにまとめて掲載しているものなどがあります。
あるいは、医療、環境、地理などとジャンル別に、よく使う英単語をまとめて掲載している英単語参考書もあります。
こんなふうに、ジャンル別に単語を分類している英単語参考書がお勧めです。
英単語の参考書を辞書替わりに使い、関連単語を一度に覚える
ジャンル別に単語を分類している英単語の参考書を辞書代わりに使います。
新しく単語を習ったら、英単語参考書を開いて、その単語が載っているジャンルをチェックします。このとき、同じ分野のほかの単語にも目を通しておきます。
英単語は、文章の中で覚えるのがいちばんなのですが、時間的になかなかそんなことも言っていられません。そこで、ジャンル別によく使う単語をまとめて覚えていくのが効果的なのです。
こういう覚え方をしていると、たとえば、環境問題について書いてある長文問題に出くわしたとき、環境問題でよく使う単語が一通り頭の中に入っていますから、問題文を読むがかなり楽になるはずです。
英語の習い始めのころに、果物や動物や色の名前などを英語で覚えたことがあると思います。
あのやり方をもっと難しい単語にまで応用しようというのがこの方法です。
これを辞書代わりにして、新しい単語を習ったら、該当するジャンルのほかの単語とともに覚えていきます。
そうすることで、単語と単語がある種に関係を持って記憶されるので、記憶しやすくなります。
また思い出すときも、芋づる式にどんどん単語を思い出すことができるようになります。