危険物取扱者資格 合格者に聞いた おすすめ勉強法
灯油、ガソリン等の危険物の取扱に必要な危険物取扱者資格。 取り扱う検索結果 ウェブ検索結果危険物によって、甲種・乙種・丙種と3種類の資格に分かれています。 本記事では、実際に危険物取扱者試験の合格者に聞いた勉強法、勉強時間などの内容をご紹介します。
あなたが取得した種類は「甲種・乙種・丙種」のどれですか?
アンケート協力者の所有資格の割合は次の通りです。
初めて受験をしたのはどれですか?
受験した動機は何ですか?
- 農業用の軽油を、保管するため
- 自分の専攻の知識を活かせる就職をするため、
理工系の大学在学中に、取得しました。(問2も必須項目なので答えましたが、
初めから甲種を受験しました。) - 高校生の時に社会人で役に立つと思ったから。
- 進学の時に、面接官の印象をよくするためです。先生から難しいと言われたので、入試の際に有利になると思ったからです。
- 会社内で評価するポイントになる資格1覧を見たときに記載されており、1番取得しやすそうだったので受験しました。
- 何か為になる資格を取りたかったからです。
- 高校生の時、工業高校だったので工業系の資格取得授業がありその時に乙4種を取りました。
- 農業高校に通っていたため、学校で受験を推奨していたから。
- 自己啓発ですね
- 私の通っていた高校が工業高校ということもあり、危険物取扱者試験が身近にありました。国家資格を取得すればこの先の就職活動にプラスになると考え、受験してみようと思ったのがきっかけです。
- 仕事に活かせるから
何ヶ月間勉強をしましたか?
1日の平均勉強時間は何時間ですか?
勉強時間の合計は何時間ですか?
朝、昼、夜のどの時間帯を中心に勉強しましたか?
主にどこで勉強しましたか?
通信講座や授業を受けましたか?
受験勉強のために参考書、問題集は何冊買いましたか?
使いやすかったおすすめ参考書のタイトルを教えてください
- 10日で受かる!乙種第4類危険物取扱者
- これ1冊で1発合格! 危険物取扱者試験乙種第4類 要点解説テキスト&問題集
- コンデックス情報研究所
- チャレンジライセンス 乙種4類危険物取扱者テキスト
- ユーキャン 甲種危険物取扱者 速習レッスン
- ユーキャン 乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン
- 乙4類危険物取扱者 受験教科書
- 乙種第4類 危険物取扱者 テキスト&問題集
- 向学院 乙4類危険物取扱者 受験教科書
- 本試験型 丙種危険物取扱者 資格試験問題集
- 本試験型 乙種第4類危険物取扱者資格試験問題集
取得するまで何回受験しましたか?
勉強の際に効果的だった気分転換の方法はなんですか?
- 糖分補給として、軽くつまめるお菓子を食べたり、コーヒーを飲む。
- 他の部屋でテレビを見る。
- 区切りの良いところで、あたたかい飲み物を飲む。
- やかんでお湯を沸かし、豆を挽いて丁寧にコーヒーを淹れる。
- 数時間ごとにテレビやゲームをする。
- ラジオを聞く。
- 甘い物を摂取しリラックスする。
- コーヒーを飲む。
勉強に集中する方法について教えてください
- ノートを作りながら、成果を目に見えるものとして残す。頭の中も整理できる上、達成感もある。
- 誘惑されるようなものを近くからなくして勉強する。
- 雑音の聞こえない場所に移動して勉強する。
- スマホは鞄や引き出しの中にしまっておき、物理的に見られなくする。
- 誰もいないところで勉強する。
- 無音の空間で勉強して、難しいややこしい所は声に出して読む。
- スマホ、ゲーム機は絶対に同じ部屋に置かない。
- 一時間集中して勉強する。
- 今日はここまで終わらすと決め、終わるまで携帯電話を見ないようにする。
- 完全に無音状態にする。
効果的だった勉強法について教えてください
参考書1冊と問題集1冊に専念
また、日々時間を決めるのも有効だと思います。
おすすめは朝出かける前。
その後の予定があるので、遊ばず、集中しやすいのではないかと思います。
しかし、勉強する時間は決めますが、休憩は大事だと思います。
短期間で集中して試験勉強し、問題集を何周も解く時間がなかったので、
何より怖いのが『勉強したつもりで何も覚えていない』ことです。
勉強していて、集中が途切れてきたら、無駄にあがかずに休憩するようにしました。
作業ノルマのように勉強していても、『やったつもり』になるだけで、何も意味はありません。
肝心の勉強は、ノートを作るようにしました。
自分の頭の中がしっかりと整理されているのが分かる上、日々の成果を形に残すことで、
小さな達成感もあって、やる気につながります。
ひたすら過去問を解く
テキストをイチから勉強しても危険物は受からないと思います。テキストの説明文はまず、過去問を解くところから初めてみます。そして全部の問題を解いたら採点をします。そこで間違っている問題が間違いなくあります。そこをテキストで振り返りノートなどに書いて覚えます。それをひたすら繰り返していると過去問からあることに気がつくことができます。それは同じような問題が出ることが多いということです。過去何年か遡ると同じ問題が出ることがあります。そこは特に集中して覚えることが大切です。
危険物はまんべんなく点数を取らないといけない試験です。1つを集中して行うのではなく幅広く問題を抑えておくことが大切です。ぜひ過去問をたくさん解いてみてください。
徹底した反復練習で記憶に焼き付つける
そして、全体的な構成を把握した後は、自分が持っているノートやルーズリーフなどに、全ての問題と解答を書き写して行きます。その際に、解答の内容が簡単に見えないように、できるだけ隅の方に小さめに文字を書きます。そうして手作りした即席の問題集を持ち歩いて、放課中などの隙間時間に解いていました。分かりにくかった問題は、色ペンや付箋で目印をつけたりしました。
参考書を新たに買うごとに、別の問題集を作ったりして、とにかく徹底的に繰り返し例題を解いていきました。
短期間で詰め込むための勉強法なので、1つ1つの問題をじっくり解いていくというよりも、とりあえずよく出る問題を手あたり次第に覚えていきます。
いきなり模試・過去問から挑戦する
間違えた箇所はテキストや参考書を読みながら、暗唱したりノートに図や文字で自分なりに簡潔にまとめます。すると、2回3回と繰り返すごとにきちんと頭の中に情報が定着し、結果として問題を理解できるようになります。
この方法でだいたい過去問や模擬試験も5周くらい回すとかなりの高得点が取れるようになります。本試験の問題も過去問と同じようなパターンで出ることが多いので、過去問を理解しているのは大きな武器だと思います。
とにかく問題を解く
復習は声を出して、喋りながら覚えるようにしてました。声を出して本を読むことと、その他に何も見ずに、先ほど学んだ点を中心に勉強した内容を問うように、頭の中で復習するような形の勉強でも効果的でした。
読む以外にノートに書き込むことも大事だと思います。
後は、とにかく問題を解くことが効果的だと思います。テキストについている問題だけでは、少ないので、インターネットに挙がっている問題を解くことや、携帯に危険物取扱者の問題集アプリを無料でダウンロードして、問題をこなし、勉強することも効果的でした。
問題を解く上で、間違えた点は再度読み返し、迷った問題も再度読み返すことで、効率よく覚えることができると思います。
どれだけ記憶出来るかが鍵
この手の勉強はどれだけ記憶出来るかにかかっているので、とにかくどうすれば効率よく忘れないで覚えられるかに集中し、声に出して読んで覚えたり独自の語呂合わせやストーリーを想像して映像として記憶したりしました。
ある程度問題が解けるようになったら間違った所だけを振り返り、覚えるまで繰り返す勉強法をしました。
興味が持てそうな部分を見つける事から始める
問題集から始めると、問題のポイントが分かるため解答した所で参考書の該当部分を見ると大変理解しやすいです。他にも、最初の科学の部分から入らず、それぞれの危険物に対する消火方法から勉強を始めてみるのもオススメです。他の項目に比べ日常生活に近い分野なので、比較的スムーズに勉強が進みます。
どんな分野の勉強をするにしろ、まずはその物自体に興味を持たないと長続きしにくいです。何か1ヶ所でも面白いなと思えれば、勉強する事自体の苦痛が軽減されます。参考書の最初から無理に進めようとせず、興味が持てそうな部分を見つける事から始めてみてください。
ネットで過去問題をひたすら解く
初めて受けた時は本を読んだだけで受かると侮っていましたが受かりませんでしたので、それからは過去問題を解く事が大事だと分かりました。いくら知識があっても引っ掛け問題がありますので、それを見抜けるようになります。しかも、試験では過去問題から出るのも多少ありますし。
なるべくお金を掛けず合格したかったので買った本は1冊だけです。あとは、ネットなどに過去問題が出ていますので、それで10分です。時間があるなら、ある程度過去にさかのぼってやるのがいいと思います。
個人的な意見かも知れませんが、ライバルがいると燃えます。絶対にあいつなんかに負けるか!なんて。自分だけ不合格は嫌ですからね。
勉強を始める順番で気持ちが変わる
まず初めに勉強したのは危険物ごとの特徴を覚えていこうと思いました。勉強するにあたり、法令なと堅苦しいところから始めてしまうと、この試験勉強そのものが嫌になってしまうと考えたからです。
そして身近な危険物から手を着けました。第4類は比較的身近なものが多くありますが、初めて聞くような危険物の特徴を覚えようと思ってもやはり難しいです。知っている物から勉強する事で、「へ~!」「あ~なるほどね!」といった気持ちが芽生えます。1つの危険物で覚えることは多く、温度、保管方法、消火方法など様々です。温度は危険物ごと様々ですが、保管方法や消火方法は似ているものが多いので、違うものだけ覚えるなどすると覚えやすいと思います。
後は法令を覚えきれさえすれば1発合格出来ると思います。
過去問から出題傾向を掴む
次に効率的かつ短時間で合格点を取得する為、暗記できるものを集中して暗記します。ここで大切なのはただ数値を暗記するだけではなく、計算問題を解く為に必要な数値や法令に関する内容についてなど、問題を解く事をイメージしながら暗記をしていきます。
ここまで学習が進んだら再び過去問を解きます。最初に解いた時と違い、問題の意味が理解できていて、答えを導き出せるようになっている事を、実感するはずです。さらに不正解であった問題について、その分野に戻り再学習をする事で、苦手克服に繋がります。これを数回繰り返していくと、数年間分の過去問を完璧に攻略する事ができ、当日の試験の対策としては、十分な勉強です。
失敗談があれば教えてください
- 危険物の性状に関する問題が、思ったより細かい部分まで突っ込まれたことです。
思えば世の中すべての危険物を1冊の参考書なんかに詰め込めるはずもなく。
具体的な危険物の性状は、参考書にせよ問題集にせよ、出てくるたびに丁寧に抑えた方がいいと思います。 - 問題集を買う時は直感で選んだので、自分の買ったものが良かったのか悪かったのか分かりませんでした。きちんと評判を調べてからにすれば良かったと後悔しています。
- 他の資格試験と並行して受けたので、法令などの内容がごちゃごちゃになるときがありました。
- 気軽に受けれる試験ですが調子をこいていて侮っていると不合格もらいます。
私は、それほど勉強せずに受験したので滑ってしまいました。 - 私は乙種第4類から受験をし、その後2年程で乙種第1~6類全て取得しました。3つの責任点があるのは最初の1回だけで、1つ合格してしまえば次からは法令などは必要ないんです。全て取得するのであれば第6類から始めれば良かったと後から思いました。何故なら、第6類は危険物の種類が最も少なく、あっという間に覚えられたからです。
ちなみに、難しいと思ったのは第3類と第5類です。 - テキストを頭から学習してしまい、効率が悪かったです。
学習を進めていく上でのポイント
・過去問を解いて現在の実力をチェック。出題傾向を把握して対策。
・問題集で苦手な分野を集中的に勉強。
・時間を計って模試を行い、本番の時間配分を考えておく。
・知識のインプットとアウトプットをバランスよく行う。