大学第二外国語履修者向け フランス語検定3級(日常会話程度)勉強法
たまたま大学の第二外国語でフランス語を履修しただけではもったいない!日常会話程度のフランス語なら直にマスター出来ます。大学で使用したテキストのみで、新たに検定勉強用の練習問題の本は必要ありません。
履歴書等の資格欄にちょっと書いておくと、大学時代に先攻以外も真面目に勉強したアピールになる、フランス語検定3級の取得のコツをお伝えします。
大学の第二外国語のテキストは、フランス語に限らずコンパクトに文法の基礎がまとめられています。
用意するのは、大学時代のテキストのみで十分です。
※外国語大学の専門テキストやフランス語文学専門の語学テキストは除きます。
フランス語検定はマークシート式です。
検定合格だけを考える場合、記述がない分、フランス語で厄介な動詞活用法を完全にマスターする必要はありません。
単語別ではなく、活用と時制は基礎を叩き込めば十分合格出来ます。
フランス語検定3級の勉強法はテキストの音読が基本
まずは、テキストを隅から隅まで通して一度音読します。
この場合、隅から隅までとはテキスト記載の練習問題も含みます。
もし練習問題の解答が別ノートに記載してあれば、引っ張りだすかテキストに書き出して下さい。
大学のテキストにもよりますが、日本語で書かれたテキストならばフランス語の文章は全体を通して少ない筈です。
文法に戸惑うことがあったとしても、5日ほど掛けてじっくり復習すれば1冊は終わると思います。
さらに、練習問題の解答ノートあるいは書き出しが既にある状態ならば、文法を確認しながらでも1日あれば完了します。
テキストを通読する時間がない場合でもなるべく以下の内容は音読するようにしてください。
主語人称代名詞と動詞活用は代表的なetre,avoir,aimer(er動詞一つ),finir(ir動詞一つ),lire(re動詞一つ)+allerの活用形を音読して下さい。
所有形容詞・疑問副詞・疑問形容詞・疑問代名詞・補語人称代名詞・時制はそれぞれ1文ずつの例文でいいのでピックアップして音読して下さい。
二回目以降のテキスト音読の手順
理解が追いつかなくても兎に角詠み込むことで文法全般をカバー出来ます。
二度目は、テキスト全て音読しながらテキスト内のイディオムをノートやルーズリーフに書き出します。
三度目は、テキスト全て音読しながらテキスト内で難しく感じる単語を書き出します。
三度テキスト全体を音読したら、イディオムと単語は試験まで毎日音読して下さい。
目安としては、試験前一週間からは必ず毎日音読して下さい。
引き続き、時間があればテキストも音読して下さい。
試験前日は、1日使ってテキスト丸ごと音読して下さい。
※テキストによっては、直接法単純過去などフランス語検定では扱われない記載があります。
時間がない場合は、音読でも触れない方が無難です。
①テキスト音読 3回通読+試験前日1回音読
②単語・イディオム音読 試験一週間前から毎日音読