勉強を継続する7つのコツ

【継続は力なり】という言葉がある通り、勉強は継続しないと力が付きません。 しかし、張り切ってスタートしても持久力が無く三日坊主になってしまう… という悩みを持っている人も少なくないでしょう。 そこで、ここでは勉強を継続する7つのコツをご紹介したいと思います。

勉強を継続する7つのコツ

1 足りないぐらいの勉強量を習慣化する

足りないぐらいの勉強量を習慣化する
続かない原因として、むちゃくちゃな勉強量を最初に目標にしてしまう事も大きな原因の一つと言えます。

初日のやる気満々の時に「よし!毎日50ページ問題集をやろう!」と意気揚々に目標を立てたとします。
しかし、その日その時間はアドレナリンもやる気も出ているので、継続できそうに感じでしまいますが、そのやる気は長く続きません。

数日後には 50ページ多いな…と感じる⇒目標達成できなくなる⇒やる気がなくなる⇒勉強しなくなる

…という流れが目に見えています。
なので、1日に行う勉強量は「ちょっと物足りないかな…次の問題も解いてしまいたい」と思う量を設定するのです。
そして立てた日々の目標が達成できる事が日常になったら徐々に勉強量を増やしていくのです。

ここで注意したいことは、目標を時間で設定しないことです。
集中してやる30分とダラダラやる30分では大きく勉強の質が違うからです。
おすすめは、ページや章、問題数で区切って目標を立てる事です。

2 目標達成した日にはカレンダーに×印をかく

目標達成した日にはカレンダーに×印を書く
勉強を継続するうえで大切なことは、楽しい、うれしいという達成感を得ることです。

カレンダーに×印を書いていくと×印が増えるにつれ、継続できている事が目に見えてわかります。できなかった 継続 ができるようになったら嬉しくてやる気にも繋がります。
このように継続できていることを見える化する事も勉強を長期間続ける上でとても大事な事となります。

例えで×印と言いましたが、かわいいシールを貼ってみたり、絵が得意な人はイラストを描いてみたりしても勉強感のリフレッシュになって良いかもしれませんね。

3 飽きた時の対策としていろいろな勉強法を用意する

飽きた時の対策としていろいろな勉強法を用意する

毎日飽きずに行えるのが一番良いのですが、飽き性の方はなかなか難しいですよね。

そこで飽きた時の対策としていろいろな勉強法を用意しておきます。
例えば英単語の勉強で、普段は単語の本を見ながら勉強している場合は、

単語カードを使ってみる
単語を音読したものを録音して耳から聞いてみる
英単語で自分で長文を作ってみる。など、

同じ内容を勉強する場合もいろいろな勉強法が考えられます。
このようにいろいろな勉強法の引き出しを用意しておくのも継続につながるポイントです。

4 勉強する環境を整える

勉強する環境を整える

勉強する上で環境はとても大切です。誘惑だらけの場所では気が散って仕方がありませんよね。
集中できる⇒はかどる⇒やる気につながります。

まず部屋はすっきりと片付け、誘惑を減らしましょう。

4.1 家で勉強しない

家には誘惑につながる魅力的なものがたくさんあります。
なので、自宅で勉強するより、
誘惑がなく静かな図書館や自習室、カフェに一人で行くことをおすすめします。

4.2 おすすめの机の配置

しかし、自宅で勉強することだって必ずありますよね。

そこで自分の部屋を整えます。

机の前に空間を作りましょう。理由としては、目の前が壁だと圧迫感がある為、疲労を促進させる恐れがあります。
また漫画のたくさん入った本棚なんてあったらそちらへ手が伸びてしまいますよね。
目の前にスペースがあることにより集中力が高まります。

4.3 部屋の温度は低めにする

室温は作業効率に大きな影響を与えます。室温が25度を超えると効率が下がるといわれています。
夏は暑いと集中できないし、冬は暖かいと眠くなってしまいますよね。

そこで夏は25度、冬は18度に室温調整することをお勧めします。低くしすぎると風邪を引いてしまうので、室温は低く足元は温めると良いと思います。

5 勉強にはいるルーティーンを決める

勉強にはいるルーティーンを決める
ルーティーンとは習慣の一種で、決まった手順で毎回行動する事を言います。
ルーティーンというとアスリート選手を連想する人も少なくないと思います。

しかし、ルーティーンはスポーツだけでなく、学習にも大きな効率化を発揮します。
勉強を始める前の儀式のような感覚で毎回行うと学習モードに入りやすくなります。

5.1 ルーティーンの例

【環境を整えるver.】
机の上の不必要なものをすべて片付ける⇒携帯の電源を切る⇒ペンと消しゴムを定位置に配置する
【気合をいれるver.】
トイレに行く⇒コップ1杯の水をのむ⇒椅子に座って大きな口をあけ「あいうえお」を言う
など。

上記のようなルーティーンなら普段の勉強時だけでなく、テスト本番の前でも行う事ができます。緊張する本番でも普段と同じルーティーンを行う事で気持ちを落ち着かせる事ができますので、簡単に行えるものを設定すると良いと思います。

5.2 ルーティーンの注意点

・時間をとりすぎない
・必ず毎回行う

6 目標を明確化する

目標を明確化する
「なぜ自分は1日の半分以上をかけて勉強しなければいけないのか…」を明確化することも継続する上で大切なことの一つです。
嫌だけどやらされている。と思っていては楽しくないし、苦痛になって続かないですよね。

なにを目標に勉強しているのか…

・学年で10位以内に入りたい!
・〇〇高校、△△大学に入ってこんな事をしたい!
・この資格をとって仕事に役立てたい

モチベーションを上げるために志望校に足を運んでみたり、目標達成したら自分にご褒美を与えたりしても良いでしょう。

7 勉強時のストレスを軽減する

勉強時のストレスを軽減する

ストレスがたくさんあっては、続くものも続きません。なので何が勉強する上でストレスになっているのか把握して解消する事をおすすめします。

例えば、問題集を解いて行く上で、答え合わせの時にあの分厚い問題集の後ろの解説ページと前の問題ページを行ったり来たりするのってストレス溜まりませんか?

そういう場合は解説ページの部分を切り離してしまいます。そうする事によって答え合わせのストレスを軽減する事ができます。
または、勉強効率を上げようと部屋の温度を下げたは良いけど、足の冷えが気になって集中できない!という人は、湯たんぽスリッパをはいて足元だけ温めるなどです。

可能な限りストレスを軽減することは、勉強の効率アップにも継続にも繋がります。

今回は勉強を継続する7つのコツをご紹介いたしました。 継続することは勉強をする上で一番難しく、一番大切な事だと思います。 ご紹介した7つのコツをご参考に、自分なりの方法を見つけてみてください。
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