ノートのまとめ方6選

ノートをとることが勉強ではありませんが、どうせノートをとるならば、復習の時に役に立つ意味のあるノートにしたいですよね。
ここでは、ノートの上手なまとめ方をご紹介させていただきます。

ノートのまとめ方6選

1. すべての教科を1冊のノートにまとめる

すべての教科を1冊のノートにまとめる
勉強する時はなかなかやる気が出ないものです。

多くの人は、英語のノート、現代文のノート、と科目ごとにノートを分けていますが、分けてしまうと当然ですが、英語の勉強をするときにしか英語のノートは開きませんよね。

しかし、すべてを一冊のノートにまとめてとると、前回の英語の授業でとった内容を探すためにパラパラとノートをめくるうちに、他の科目の情報も目に飛び込んできます。

つまり、必然的に復習する回数が多くなるのです。

脳に一番記憶が定着するのは、想起する時、つまり思いだす時ですから、何度も同じものをみて「これなんだったかなー」と思いだそうとする作業を脳がすることが大切なのです。

ですから、先生が言ったことや板書したことを丸写しするのではなく、キーワードだけノートにとるようにしましょう。

そしてそれを見て、先生が言った内容を思いだすのです。そうすることでテスト前にノート丸暗記をする必要がなくなり、長期記憶にもつながります。

2. 使う色を制限をする

使う色を制限をする

2.1. なぜ制限をするのか

特に女性に多いと思いますが、やたらカラフルで綺麗なノートを作っている人いますよね。

しかし、使う色を赤と青と黒の3色に制限することをおすすめします。

赤と青はボールペン、黒はシャーペンです。

今は様々な種類の文房具が出ているため個性的でカラフルなノートにしたいという気持ちもわかりますが、見た目の可愛さや色使いにこだわっているうちに勉強にかける時間が減り、どこが重要か分かりにくくなってしまうデメリットがあります。

2.2. 作り方のコツ

授業を受けるときに取るノートは、多少汚くても構いません。

先生が最も重要だと言ったところを赤、次に重要だと言ったところを青で書いて、それ以外は鉛筆の黒で書きます。

もし授業の中で先生から指示がなければ、重要キーワードをまとめた本から単語を拾って、最も重要なキーワードを赤、次に重要なキーワードを青で書きましょう。

また、先生が板書以外に話したことも、ノートの端に小さく書いておきます。

授業が終わったら、極力当日中に、授業中に取ったノートをもう一度べつのノートに綺麗に書き直します。綺麗に書けば書くほど、あとで見直すときも気持ちが良いものです。

先生が板書以外に話したことも、学内のテストに役立つ可能性が高いので、一緒に書き直しておきましょう。

3. ルーズリーフを使い余白を多めに設ける

ルーズリーフを使い余白を多めに設ける

3.1. 余白を取る理由

ノートを作る時に余白を多めにとることを重要視します。

理由は勉強していくうちに、書き込みたい事がたくさん出てくるからです。

書き込みたいことが出てきてもスペースがないとちゃんと書き込めず、見にくいノートになってしまいす。

よってすこし空けすぎかな。と思う程度に余白を取っておく事をおすすめします。

3.2. なぜノートではなくルーズリーフを使うのか

ルーズルーフを使う利点は自由に並べ替えれる事にあります。

時系列ごとに並べるようにしたり、あいうえお順に並べたり、自分が覚えやすいように並べ替えてください。

また、付箋をうまく活用して重要なところ、わからないところ、誰かに質問したいところなどを一目見てわかるようにします。

そうすることで、あとからみかえした時にわかりやすい状態になります。

4. ノートの最終形態はオリジナルの参考書に

ノートの最終形態はオリジナルの参考書に

4.1. ノートの書き方は活用法に合わせて

ノートの書き方で、見やすくしておく人と、自分が分かればよいという人に分かれます。

しかしここではノートの活用の仕方で書き方を変えることをおすすめします。

勉強をするためのノートである目的でしたら、自分が分かればよいという観点で作ります。

例えば、英単語、漢字を覚えるためでしたら、ひたすら書いて覚えればよいので、書きなぐりの活用します。

4.2. 参考書になるまでの過程

数学、理科(物理、化学)は、自分でノートに回答を書く、あるいは、解答を写していきます。

その後の作業としまして、式の立て方、式を立てる考え方、解法の書き方で必ず入れなければいけない言葉をチェックして蛍光ペン、色ペンなどき強調しておきます。

自分のノートを見直したときに大切なところが分かっていきます。

数学、理科は横書きで書きますので、左側に問題のコピー、右側に自分の回答などを書き込みます。

そして、見直した際に付け加えるべきことは、付け加えていくことで、オリジナルの参考書になっていきます。

見直した問題を今度は、自力で解けるかをルーズリーフ、レポート用紙に解答を書き、ポイントなどもチェックします。

解答を書いたルーズリーフなどの上部の方にノリをつけて、ノートに張ります。やがて、ノートが分厚くなって自分の辞書ができていく感覚になり、復習をちゃんとしてきたと思えて来ます。

5. 短い言葉で簡潔に

短い言葉で簡潔に

ノートにまとめるポイントの一つとしては「短い文章でまとめる」ということです。

教科書をまず読み、そこで理解、もしくは暗記した内容を矢印を使ってフローチャートのようにしてまとめると、見やすく、覚えやすいノートになります。

また、教科書の言葉をそのまま使うのではなく、普段自分が使っている話し言葉にするとより頭に入りやすいです。

例として「本能寺の変」についてまとめてみます。

「信長が部下の光秀にパワハラする→光秀ブチギレ→ムカついたから上司の寝込みを襲うついでに放火」のような感じで、個々のセンスで面白おかしく、単純な言葉でまとめることが重要です。

6. 文字以外の情報を使いながら作る

文字以外の情報を使いながら作る

勉強をしているととにかく言葉を「暗記」しなくてはならない場面がたくさんあります。

暗記をするにはとにかく語呂合わせを作ることがてっとり早いです。

「いい国作ろう鎌倉幕府」などの歴史の年号のような上手な語呂合わせはたくさんありますが、オリジナルの語呂合わせとなるとそこまで上手な言い回しで作るのは難しいです。

そこで、イラストと合わせて語呂合わせを作ることで、文字以外の情報が視覚を通して脳に入りインパクトが強くなるので覚えやすくなります。

下記の画像をご覧ください。

文字以外の情報を使いながら作る ノート例

例に挙げたものは医学用語ですが乳がんのかなり特殊なタイプの病名で、なかなか覚えるのが難しいですね。

なのでこのようなネズミのイラストとともに語呂合わせを作ります。

ノートの隅っこにでも書いておくとなかなか忘れにくくなります。

ここでは…
・すべての教科を1冊のノートにまとめる
・使う色を制限をする
・ルーズリーフを使い余白を多めに設ける
・ノートの最終形態はオリジナルの参考書に
・短い言葉で簡潔に
・文字以外の情報を使いながら作る
上記6つのノートのまとめ方をご紹介しました。
ノートのまとめ方に正解はありませんので、自分の使いやすいノートを試行錯誤してみてください。
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