日本史の効率的な年代暗記法
大学受験に向けて日本史を勉強する際、覚えなければならないことがあまりに多くて圧倒されてしまいがちです。
また文化などの重要事項は時代区分がごちゃごちゃになってしまうこともありますね。これらを克服する日本史の効果的な勉強法とはどのようなものでしょうか。
頭の中を整理することが大切
日本史での受験に備えるためには、まず頭の中をきちんと整理することが必須です。
教科書や参考書を読んでいるだけではなかなか頭に入ってきませんし、時代ごとの内容が混乱してしまう原因になります。
時代ごとのまとめノートを作成
頭をすっきり整理させるには、時代ごとに重要項目をまとめたノートづくりが効果的です。
それぞれの時代区分においての政治・文化・人物等の重要項目がまとめられている参考書や問題集を購入し、それを自分でカラーペンなどを使いながら見やすいようにノートにまとめなおします。
ノート1枚につき一時代をまとめるようにしましょう。例えば、江戸時代ならそれぞれの将軍の治世に何が起きたか、どんな文化だったのかを調べ、一枚ごとにまとめるのです。
これは時間がかかりますからなるべく早い時期に始めた方がよいです。
もう時間がないという場合は、江戸時代、近代、というふうに重要項目の多い時代区分を優先してノートづくりをしましょう。
自作の日本史小テストを実施
さて、ノートづくりをする際にただ漫然としていては、ただの事務的作業になってしまい、情報が頭のなかに入ってきません。
ノート一枚まとめたら、必ず小テストを実施しましょう。
自分のまとめたノートを見ながら、自分ならどんな出題をするか考え、小テストをつくります。
そしてこれは翌日まで寝かせておきます。
次の日にまず、前日の小テストから始め、わからなかった部分を自分の作ったノートで確認します。
わからない項目が多かった回は、正解を書き入れて目の前に張っておきましょう。
時代ごとの特徴・重要事項についての理解がすすみ、暗記がスムースにできるようになるでしょう。