数学が得意になる!おすすめ勉強方法
数学というと苦手意識を持っている人が多い科目の1つではないでしょうか。
暗記科目であれば、とにかく力技で暗記すれば点数になりやすいけど、数学は時間がかかると思われがちです。
しかし実は数学は短期間で実力を伸ばしやすい科目なのです。
数学は記憶が苦手な人でも点数がとりやすい教科
受験はとにかく記憶力が勝負と言われるくらい、覚えなくてはいけない事柄が多くあります。
歴史や地理などの社会科系、化学や生物といった理科系、古文や漢文、英語といった語学系科目の単語やイデオム等は、覚えていないことには話になりません。
そしてこれらはすごい莫大な量のものを暗記していかないといけません。
数学アレルギーという人もいるかと思いますが、数学では確かに公式を覚えなくてはいけません。
しかし英単語や歴史の年表や化学式に比べたら、覚えなくてはいけない公式や定理などはせいぜい数十です。
考え方を変えると、記憶力があまり良くない人でも簡単に点数がとれる科目という見方もあります。
いきなり問題を解のではなく、解説を見て解き方を理解する
数学の勉強の仕方として、公式や定理を暗記して、問題集と長時間睨めっこしている人をよく見かけます。
そしてなかなか問題が解けずに、飽きてきて嫌になり数学嫌いになったりもします。
数学は暗記科目のようにすぐに答えがでるものではなく、考えて計算をしてといった形になるので学習・勉強に時間がかかります。
それでは、長時間睨めっこせずに、時間がかかる数学の勉強を効率よくする方法はないかというと、これは参考書にある例題をしぼってそれに集中するというやり方です。
公式や定理を覚え、例題を見ますが、これは解くのではなく解説を読んでしまいます。
解くために考えるのではなく、例題の解説をみて、なぜこのような解き方をしているのかということを理解します。
そしてこれを1つのパターンとして覚えてしまうのです。
200パターンも覚えれば大丈夫だと思います。
問題をみて、解かずに解説を読み、なぜそうなるのかを理解し、その手順をパターンとして覚えてしまう。
200パターンも覚えれば、後はほとんどがそのパターンどおりの問題か、パターンにちょっと工夫したり、それを組み合わせるだけで解ける問題がほとんどです。
人間の頭は、なんら脈絡もない英単語のようなものを覚えるのは大変ですが、手順やストーリがあるもの、理屈と関連した流れを覚えることは比較的簡単です。
ちょうど道順を覚えたりするのと同じで、その場所にくると、ああここは右だったというような形で以外と覚えているものです。
・①良質な例題を200~300用意
・②それだけにしぼり集中
・③悩まずすぐに解説を見て、解法のパターンを理屈とともに覚える
・④繰り返し見直し自分のものにしていく
・⑤たまに実践で例外以外の問題を解いてみる