センター試験の英語で8割~満点を取る勉強法 まとめ
センター試験の英語で8割~満点を取るための勉強法のまとめです。
長文読解やリスニング、英単語など、「どのような順番で、どのような方法で学習すればいいのか?」をまとめています。
8割を目指す勉強法
とにもかくにも英単語から
センター試験の英語はとにかく文章量が多いです。設問含めて英文量は4000語を超えるものとなっています。
そんな分量の英文を80分以内に読むためには、単語で躓かずにスムーズに読み進める必要があります。
私の場合、センター英語の過去問を最初解いた時は、60%前後の正解率で全ての問題を解ききることができませんでした。
しかし、英単語を必死に覚えた結果、最後まで問題に目を通すことができ、確実に70%の正解率を維持することが出来ました。
【おすすめ単語帳】
ターゲット1900(旺文社)
システム英単語(駿台文庫)
英単語は一日30単語などと数を決めるのではなく、集中力が続く限り覚えてください。
挫折する可能性の高い分野のため、集中して短期間で覚えてしまいましょう。
また、短期間で覚えきることで成績の伸びも実感することができるでしょう。
単語を覚えたら文法
センター試験では、第二問で文法・語法・語句・会話文・語句整序の問題が出題されます。
ここは文法を覚えていれば確実な得点源となるのできっちり対策をしておいてください。
【おすすめ問題集】
Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服(桐原書店)
とにかく信頼できる問題集を「1冊」完璧に仕上げてください。あれこれと参考書に手を出してはいけません。
分野ごとに集中して学習してください。また、間違えた問題に関しては全てチェックをつけておき、翌日に再度解いてください。
間違えたら間違えただけチェックを付け苦手な所を視覚的にわかるようにしていきましょう。
直前はこの間違えた個所を集中的に見直せば効率的に学習ができます。
最後は英文読解対策
センター試験80%突破には英文読解は欠かせません。英単、英文法の対策だけでも80%近くの得点は取れるでしょう。
しかし、確実に80%をとり90%まで近づけるためには読解対策を行ってください。
【おすすめ参考書】
英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式(代ゼミライブラリー)
ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式(代ゼミライブラリー)
上記おススメ本を「理解」するだけでセンター試験での読解は問題ないと思います。
特に、「英文読解入門基本はここだ!」に関しては必読書として、必ず読破してください。
満点を目指す勉強法
センター試験の英語で満点を目指すことなど不可能だと思っていませんか?しかし、満点は目指せるのです。
記述式の試験とは異なり、マークシート方式だからこそ満点を目指す価値があるのです。
ここでは、センター試験の英語で満点を目指す勉強法について説明していきます。
まずは英語のヒアリングに慣れましょう。
センター試験の英語科目でのヒアリング部分は、何も難しいことを問われているわけではありません。
落ち着いてしっかりと、音声を聞き取ることができれば、意外と簡単なことを質問されていることに気が付くでしょう。
そのためにもまずは、ネイティブの英語の発声を聞くことに慣れることが大切です。
塾へ行く必要はありません。字幕映画や洋楽など、とにかく英語漬けの期間を作ると良いでしょう。
また、いざ試験が始まった場合には、解答の選択肢部分に何が書かれているかチェックしておきましょう。
これで、ヒアリング問題で満点を取れる可能性がグッと高まります。
イディオムをしっかりと覚えましょう。
英単語よりもなによりも、大学入試センター試験で大切なのはイディオムをしっかり押さえておくことです。
特に出題されやすいイディオムの傾向は決まっていますから、市販のイディオム集を購入し一冊を徹底的に覚えこむと良いでしょう。
繰り返し繰り返し学習することで、条件反射のようにイディオム関連の問題が解けるようになることでしょう。
この勉強は、大学入試だけではなく、将来的に英会話が必要になった時にも役立ちます。
英語の総合力を上げるには、音読が一番
センター試験に限らず、英語の勉強法で一番オススメなのは、音読です。
数学などと同じく、英語を理屈で理解しようとする生徒が多くいますが、英語は言語なので、すべてが筋の通った理屈では説明できません。
外国人に日本語を教えるとき、「私が行く」と「私は行く」の使い分けを説明できるでしょうか?
「1本・2本・3本」の「ぽん・ほん・ぼん」の違いを説明できるでしょうか?
英語も同じで、習うより慣れろ、です。
そして、日本にいながら英語に慣れるための一番の方法が、音読です。
ネイティブに伝えるためではなく、英語に慣れるための音読ですから、下手な発音を気にする必要はありません。
個別指導塾や家庭教師の先生がいる場合は、英語で書いた日記を添削してもらうのも、良いでしょう。
音読を習慣にすれば、リスニング力や読解力が向上するだけでなく、文法などの選択問題も自然と正解できるようになります。
たとえ正解の選択肢を理屈で説明できなくても、音読によって日ごろから英語に慣れておけば、不正解の選択肢には自然と違和感を感じるようになり、感覚で解けるようになります。
長文問題は問題文から読む癖をつけましょう。
センター試験の英語で満点を取るには、地道な努力が何よりも大切です。
しかし、英語の長文をその都度読み込んでいては、解答する時間が足りなくなるばかりか、見直しをする時間も当然ながら減ってしまい、思わぬケアレスミスを見逃してしまうことすらあるでしょう。
そうならないためにも、センター英語の長文問題を効率よく解くテクニックを身につけることがポイントです。
英語の文章の場合は最初の段落に結論やテーマが書かれているケースがほとんどですから、まずはそこに目を通し、そのあとは本文を読まずに問題と選択肢をチェックし、どのようなことが問われているのかしっかりと理解していきます。
そして、あらためて問題文を読み直すと、効率よく要点と問題を解くことに必要な部分を見つけ出すことができるのです。
日々の積み重ねで必ずセンター試験の英語では満点を取ることが可能だといえます。
ぜひ挑戦してみてください。