歴史を楽しく効率的に暗記!物語で学ぶ勉強法
「歴史」というとまず年号の暗記がイメージされて苦手と言う人も多いでしょう。確かにテストで点数を取るためには年号の暗記は欠かせない部分もあります。
しかし、暗記ばかりしていては歴史の楽しさはわかりません。
だからまず、「物語」を読むところから始めてみてはいかがでしょうか?
歴史を学ぶのは本当は楽しいこと
特に日本史は我々の国がどういう人にどのように作られていったかを知ることであり、そういう人々や出来事の中から今に生きる自分のためのヒントを得るという楽しみもあります。
歴史と言うのは連綿としたつながりでできていますが、だからといって古代史からずっと連続して教科書の流れのまま勉強しなければいけないということはないんです。
戦国時代・戦国武将の小説がおすすめ
例えば今最も小説が書かれているのは戦国時代、もしくは戦国武将についてでしょう。
そうした中から何冊か選んで読んでみると、別々の人物の物語の中に共通した出来事があることを発見すると思います。
しかし、主人公が変わると同じ出来事についての見方も立場も変わってきます。
そういうところにおもしろさを見つけられれば、歴史上の出来事というのは単なる年号と覚えるためのセットになっているものではなく、生きた人間たちが関わってきたものだということも分かってくるはずです。
歴史を「物語」として認識すると暗記効率も上がる
暗記という無機質な作業から、「物語」としての歴史の脈動を知る勉強法に変えることで、逆にその出来事がいつ起きたものなのか興味を持てるようになります。
また、いつごろ起きた出来事なのか大づかみにもイメージできるようになってくると、無理して暗記せずともその出来事が起きた年を覚えることができるようになっていきます。
小学校、中学校で年号の暗記ばかりで歴史が嫌いになってしまった人は、まずは勉強だと考えず、歴史という「物語」に触れてみましょう。
一つの物語を読んだら、そこに出てきた別の人物や出来事について別の物語を読むようにすれば、歴史への知識や興味は尽きることはありません。