センター試験の漢文で満点を取る方法
学問に近道はありませんが、それはあくまで学問として究めるのなら…という話。
別に漢文学者でなくとも、センター試験の漢文は満点を取ることはできます。しかも短期間でそのレベルまで達することは可能です。
センター漢文には「近道」があります。その「近道」をご紹介します。
漢文満点への勉強 第一段階
漢文は、「(大昔の)中国語を、(大昔の)日本語で読む」作業です。
ですから学習の基礎として、まず英語とよく似た構造を持つ中国語を、日本語の順番で読み替える返り点や再読文字を覚える必要があります。
しかも、「大昔の日本語=古文」として読むわけですから、古文の知識も重要です。
しかし、恐れるなかれ!返り点や再読文字なんて覚えることなど限られています。
はっきり言ってA4一枚程度に収まる情報量です。
なんなら、一日で暗記することも可能です!そして、古文の知識も、何もエキスパートである必要はありません。
用言の活用と助動詞までの古典文法の知識があれば結構!高校1年生程度の古文の知識で十分!
漢文満点への勉強 第二段階
よく「センター漢文は『句法』を覚えていれば攻略できる」などと言いますが、それはあくまで前記の「第一段階の学習」がクリアしていることが前提!
もちろん、「クリア」と言っても大した壁ではないのは、先ほど説明した通り。
さて、問題はこの「句法を覚える」です。
もし手元に高校で渡された「国語便覧」などがあったら漢文の句法の一覧を見てみてください。
結構な情報量ですね。
これを全部覚えるのかと思う辟易するといると思いますが、実はセンターによく出る句法は実はその中の三割程。
しかも問題に直接関わるのは二割程です。
「使役」・「受身」・「否定」・「疑問・反語」…最低限これだけ覚えておけば、センター攻略できます。本当ですよ!
漢文満点への勉強 第三段階
第二段階の学習までできている人は、後は過去5年程の過去問解いて読解に慣れましょう!
そして毎年(と言っていいほど)繰り返し出てくる事項は、チェックしましょう。
本番のセンターでもそれは満点攻略の「キー」になりますからね!
確実につぶしていきましょう。
2 知識は多いに越したことはないが、最低限「使役」・「受身」・「否定」・「疑問/反語」は覚えておこう!
3 実践あるのみ!繰り返しの過去問演習を。ただし繰り返し出てくる事項は超重要!しっかりチェック!