漢文が嫌いな人に贈る『漢文を楽しみながら勉強する方法』
漢文は、一見とっつきにくいものです。レ点、一二点、そんなもの現代で生きるには必要ありません。でもそういう前に、ちょっと待ってください。漢文は面白いものなのです。騙されたと思ってその面白さを味わってみてください。
漢文は本当は面白い
漢文は面白いものです。
しかし一見漢字ばかりなので、面白さが見えずらいのが悲しいところです。
漢文の世界は、時代が違う上に国まで違います。
そこまで違うものが、現代の教科書に載っています。
それでも載せる価値があるからです。
「面白くない」「嫌い」という前に、面白さを分かったつもりで読んでみることにしましょう。
どうせ好きでも嫌いでもテストに出るものなので、嫌いよりは好きの方が良いんです。
漢文の世界観に浸る
まず、漢文の世界観を知りましょう。
それには図書館へ行くのが手っ取り早いです。
文字を読むより絵を見た方が早ければ、漢文の世界は漫画や解説本もたくさん出ています。
「項羽と劉邦」「史記」などは、漫画で置いてある図書館も多いです。
登場人物も多いので飛ばし読みでも良いので、世界観に浸ってください。
教科書を音読してリズムを体得する
漢文の世界に浸ったら、次は教科書を音読してみましょう。
リズミカルな訓読みがついていると思います。
文にはリズムが、返り点にはパターンがあります。
暗唱できるまでに、読み込んでみましょう。
リズムやパターンは、英文法のように多くあるものではありません。
しかも、英文法のように、今も進化し続けているわけではありません。
ラッキーなことに、私たち日本人は、漢文の世界でも使っている「漢字」を使っています。
音読しているうちに、返り点のキーになりそうないくつかの文字がわかるようになると思います。
そうすれば漢文の面白さもわかるようになり、次第に漢文はあなたの得点源へとなるでしょう。
1 漢文の世界観を知る
2 教科書を音読する
3 漢文のリズムやパターンを体得する