苦手分野・傾向をつかむための高校入試の数学過去問勉強法

高校入試数学の過去問題集は、問題を設問別に解いていくことをお勧めします。
たとえば、第1問なら第1問の問題だけを、何年分もさかのぼって解いていくのです。
そうすると、解き方のコツや苦手なところが見えてきます。

苦手分野・傾向をつかむための高校入試の数学過去問勉強法

過去問はまずは第1問を何度も解く

高校の数学の過去問題集を解いていく場合、まずは第1問の問題だけを、何年分も解いていくことをお勧めします。

たいていの高校では、第1問には、3年間で習った基本的な事項を使って解く問題がまんべんなく並んでいます。高校によっては、第1問にいきなり難しい問題が並んでいることもありますので、そういうときは、易しい問題が並んでいる設問から解くようにしてください。

ごく基本的な問題を何年分も解いていくと、結構解けるので自信がつきます。

まず、これがいちばんのメリットです。

次に、自分の苦手な分野を見つけるのに役立ちます。

一次関数なり、三角形の角度の求め方なり、自分の苦手な分野が見つかったら、その分野を別の問題集でできるようになるまで復習します。

第1問が終わったら第2問以降も順に解いていく

それから、第2問に進みます。

ここでも、第2問だけを何年分もまとめて解いてみます。

自分の苦手な分野だけでなく、問題の傾向も見えてくるでしょう。

そして、この要領で、第3問、第4問へと進みます。

このように年代別にまとめて解いてゆくと、第1問の傾向、第2問の傾向、第3問の傾向などが見えてきます。

そうなると、自分が受験する高校の数学の入試問題の、かなり具体的なイメージがつかめるでしょう。そして、その傾向別に学習すれば、効率のよい学習ができます。

最後になりましたが、最終問題(たいていいちばん最後にあっていちばん難しい問題)は、自力では解けない場合があります。時間ばかりかかって、結局解き方がよくわからないということになりかねません。

どうしても解きたい人は、塾の先生や学校の先生によく解説してもらうことお勧めします。

数学の過去問題集は、同じ設問を何年分もまとめて解いていくとよいでしょう。
問題別に解いていくことで、問題の傾向がつかめますし、自分の苦手な分を把握し、それを克服することができます。
ただし、自分で解くのが難しい問題は先生に良く解説してもらうのがいいでしょう。
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